笑気麻酔は笑気ガスを吸うことで痛みを和らげる方法です。
笑気ガスは「亜酸化窒素」とも呼ばれる微かに甘味のあるガスです。
大気中にも自然に存在していて鎮静作用や弱い麻酔作用があり、吸い込むと顔の筋肉が弛緩し、笑っているように見えるところから「笑気」と呼ばれています。
笑気麻酔は中枢神経の機能を抑制しますが、呼吸や循環、反射機能は抑制されませんので患者さんの意識は保たれた状態にあります。
恐怖心や不快感といった精神的ストレスから解放され、穏やかでリラックスした状態になります。
局所麻酔などの刺激に対しては痛みはあまり感じなくなります。
時間の経過も気にならなくなるので治療時間が長くなっても受け入れることができます。
実際に患者さんが経験する状況としては、おおむね酒を飲んだときのほろ酔い気分に似た多幸感がある状態になるようです。
歯科治療に対して不安や不快を感じない患者さんはいないでしょうから、基本的にどんな患者さんにも向いています。
なかでも
などの方には非常に有効です。